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すべり止め舗装(工法規格)

2013年春より新協会工法規格RPN-101〜RPN602の18種へ移行されました。旧工法規格はこちらです。 

樹脂舗装協会で定められた工法規格は次のようになっています。なお表中の規格番号「RPN」とはResin Pavement Neatの意味です。

協会工法
規格番号
内容 適用舗装面 仕上区分 樹脂系バインダー 硬質骨材 トップコート 施工量
m 2 /日
備考
塗布量
kg/m 2
種類 粒径
(mm)
使用量
kg/m 2
塗布量
kg/m 2
RPN-101
密粒 全面施工 1.9 3.5〜1.5 8 -
350
 
RPN-102 排水性 2.5 8 - 350 排水機能なし
硅砂で舗装面を充填(2.6kg/m2)
RPN-103 密粒 ゼブラ施工 1.9 8 -
200
 
RPN-104 排水性 2.5 8 -
200
排水機能なし
硅砂で舗装面を充填(2.6kg/m2)
 
RPN-201
キラキラ
密粒 全面施工 1.9 炭化珪素質 3.5〜2.0 8 -
350
カラーキラキラを含む 
RPN-202 排水性 2.5 8 -
350
カラーキラキラを含む/排水機能なし
硅砂で舗装面を充填(2.6kg/m2)
 
RPN-203 密粒 ゼブラ施工 1.9 8 -
200
カラーキラキラを含む
RPN-204 排水性 2.5 8 -
200
カラーキラキラを含む/排水機能なし
硅砂で舗装面を充填(2.6kg/m2)
RPN-301
カラートップ
密粒 全面施工 1.9 カラー 3.3〜2.0
(A1粒)
6.5 0.2
250
 
RPN-302 排水性 2.5 6.5 0.2
250
排水機能なし
硅砂で舗装面を充填(2.6kg/m2)
 
RPN-303 密粒 ゼブラ施工 1.9 6.5 0.2
150
 
RPN-304 排水性 2.5 6.5 0.2
150
排水機能なし
硅砂で舗装面を充填(2.6kg/m2)
RPN-401 密粒 Wゼブラ 1.9 カラー/黒

3.3〜2.0
(A1粒)

3.5〜1.5

6.5+8
2
0.2
2
120
ETCレーンも含む
RPN-402 排水性 2.5
6.5+8
2
0.2
2
120
ETCレーンも含む/排水機能なし
硅砂で舗装面を充填(2.6kg/m2)
RPN-501 密粒 全面施工 1.7 カラー 2.0〜1.0
(A粒)
6 0.2
150
歩道、自転車道
RPN-502 透水性 2.3 6 0.2
150
透水機能なし
歩道透水アスコン、自転車道
硅砂で舗装面を充填(2.6kg/m2)
 
RPN-601
排水性ニート
排水性 全面施工 1.1 カラー 1.0〜0.5
(B粒)
4 0.2
160
排水機能を有する 
RPN-602 排水性 ゼブラ施工 1.1 4 0.2
120
排水機能を有する 

付記事項

1. 全工法とも新設アスコン舗装上施工を標準としている。
 

2.

既設アスコン舗装面、コンクリート舗装面(プライマー使用)、トップコートなしの施工の直接工事費は、次の補正係数で対応する工法となる。ただしRPN-601、RPN-602については既設アスコン舗装の補正係数を適用しない。
区分 新設アスコン舗装(標準) 既設アスコン舗装 コンクリート舗装面 トップコートなし
補正係数 1.00 0.90 1.10 0.90
  3. 既設アスコン舗装面施工の   樹脂系バインダ標準使用量
密粒舗装面 骨材(A1粒) 1.6kg/m2
密粒舗装面 骨材(A粒) 1.4kg/m2
排水性/透水性舗装面 2.2kg/m2
  4. コンクリート舗装上施工の   プライマー標準使用量 0.2kg/m2
  5. RPN-201〜RPN-204は、太陽光及びヘッドライトにより反射し注意を喚起するもので、高輝性すべり止め舗装と呼ばれている。
  6. 排水性ニート工法のバインダは専用樹脂を使用する。骨材は専用骨材を使用する。
  7.

ゼブラ仕上げは、段差となり振動音を伴うので、2色を交互に連続して施工するWゼブラ仕上げで対応する方法がある。

  8. 排水性舗装面を充填するための硅砂は5号〜6号硅砂を使用する。  硅砂標準使用量 2.6kg/m2
  9. ETCレーンはRPN-401、RPN-402を青、白の組合せで対応する。
  10. 排水性ニートRPN-601、RPN-602の樹脂系バインダの使用量は新設、既設とも1.1kg/m2である。
  11. RPN-601、RPN-602の樹脂系バインダは可撓性エポキシ樹脂である。