1.施工環境
ドーロガードの施工は、下地の温度がー15℃〜35℃の範囲で行わなければなりません。これ以外の温度条件下で行わなければならない場合には、別途対策が必要となります。
樹脂液は硬化の際、水分を嫌いますので、雨天での施工は避けてください。 |
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2.下地処理
すべてのドーロガード工法の施工に当たっては、下地処理は極めて重要です。下地処理が不十分な場合は、硬化不良、剥離、仕上がり不良などの欠陥が発生することがあります。
下地処理の目的は、樹脂モルタルやトップコートを塗覆する下地面を清浄で強固な面にすることです。
下地処理の方法は種々ありますが、工法、下地の種類、施工規模、施工条件等十分考慮の上、決定してください。 |
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3.プライマー散布
下地には、樹脂モルタルとの接着性を確保するため、専用のプライマー「パーミタイト」を必ず塗布してください。 |
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4.樹脂モルタル打設
プライマーの塗布後、所定の割合で混錬した樹脂モルタル「ドーロガード」を打設し仕上げます。「ドーロガード」の打設は、プライマーの硬化を確認後に行います。可使時間は、硬化剤投入後15〜30分程度ですので、混錬後すみやかに仕上げてください。
「ドーロガード」は、硬化するまでの養生として保温、加温等の処置は必要ありません。 |
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5.材料の調合
「ドーロガード工法」に使用する材料は、樹脂液、硬化剤、硬化促進剤、着色材、骨材などで計量、混合して使用します。配合割合は、品番、施工条件、施工環境(温度)などにより、異なりますので十分注意してください。 |
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